Jira Product Discoveryはアトラシアン製品としては新しい製品です。
Jira Softwareを利用されている会社は多いと思いますが、Jira Product Discoveryまだ利用されていないと思います。
製品企画や開発計画を推進する時にJira Softwareだけでは少し機能がたりません。
Jira Product Discoveryを利用することで機能の優先付けやロードマップの作成等が容易になります。
主な特徴は以下の通りです。
アイデアの収集と整理
製品に関するアイデア、ユーザーフィードバック、機能リクエストなどを1か所に集めて整理できます。Slackや Google スプレッドシート、Twitterなどの各種ツールと連携し、アイデアを補足する情報の共有が容易です。
優先順位付け
影響度、工数、目標などのフィールドを使ってアイデアの優先順位を付けられます[11]。商業的価値や機会損失コストなどの指標により、各アイデアの製品戦略や財務への影響を可視化し、データドリブンな意思決定を支援します。
ロードマップ作成
優先度の高いアイデアから、何を、いつ、なぜ作るのかを示すカスタムロードマップを作成・共有できます。これにより、チーム内や関係者との足並みを揃えられます。
Jira Softwareとの統合
優先度の高いアイデアをシームレスにJira Softwareのエピックに紐付けられるため、ディスカバリーからデリバリーまでの全体像を可視化できます。
事例としては、保険会社のRenaissanceReのPMO Lead、John Sayers氏は「Jira Product Discoveryは、正しいことを正しい順序で正しいタイミングに行い、利益につながる仕事に集中するのに役立っている」と述べています。
製品開発において、アイデア出しから開発、リリースまでのプロセス全体をカバーするツールは多くありません。その中でJira Product Discoveryは、プロダクトマネージャーの課題を解決し、市場やユーザーのニーズに素早く適応する製品づくりを強力に支援するツールとして注目されています。アトラシアンの製品群との連携により、開発プロセス全体の効率化とスピードアップが期待できるでしょう。