Fronteggのパスワードレス認証機能は、ユーザーがパスワードを使わずに安全にシステムへアクセスできるよう設計された次世代の認証インターフェースです。
ユーザーはワンタイムリンクやコードを利用して認証を行うため、パスワードを覚える負担がなくなり、シンプルかつセキュアなログイン体験を提供します。パスワードを不要にすることで、パスワード漏洩やフィッシング攻撃といった脅威からの防御が強化され、セキュリティリスクを大幅に低減します。
また、パスワードを覚える必要がないため、ユーザー体験の大幅な向上も見込むことができます。現在、Fronteggでは「マジックコード」と「マジックリンク」の2つのパスワードレス認証方法をサポートしています。
主な特長
シンプルな認証プロセス
パスワード不要の認証で、ユーザーはメールやSMSで送信されるワンタイムコードを使用して簡単にログインできます。これにより、パスワードを管理する負担がなくなり、ユーザーはスムーズにアクセス可能です。
高度なセキュリティ
パスワードレス認証により、パスワードを狙ったサイバー攻撃のリスクが減少します。不正アクセス防止のための二段階認証などの追加オプションも利用でき、強固なセキュリティを確保します。
ユーザー体験の向上
パスワード入力の手間がなくなり、より迅速かつストレスの少ないログイン体験を提供します。これにより、エンドユーザーは便利で快適なアクセスが可能となり、顧客満足度も向上します。
マジックコード
ユーザーがメールアドレスを入力すると、ワンタイムコードが送信され、ユーザーはメールで受け取ったコードを入力することで本人確認が完了し、システムにサインインが可能になります。
マジックリンク
ユーザーはログインボックスにメールアドレスを入力するだけで、Fronteggからログイン用のリンクがメールで送信され、ユーザーがこのリンクをクリックするとログインが完了します。尚、リンクは一度限りの使用が可能で、設定した時間が経過すると自動的に期限切れになります。
導入メリット
Fronteggのパスワードレス認証機能を導入することで、企業はセキュリティを維持しながら、ユーザーが使いやすい認証環境を提供できます。ユーザーはパスワード管理の負担から解放され、シンプルかつセキュアにシステムへアクセス可能です。これにより、企業はサポートコストの削減と顧客満足度の向上が期待できます。
また、カスタマイズ性が高く、ブランドに合わせた認証体験を提供できるため、企業の信頼性向上を促進します。
セットアップ方法
Fronteggのパスワードレス認証機能のインテグレーション設定方法は以下の通りです。
Fronteggポータルでパスワードレスを設定する
Home に移動し、"Go to Builder" ボタンをクリックし、ログインボックスの設定画面にアクセスしパスワードレスフローを設定します。
パスワードレス認証戦略を設定する
左側のパネルの「メールサインオン」セクションで、実装するパスワードレスの設定を選択します。(マジックコードまたはマジックリンクのどちらかが選択できます。)
コードの有効期限を設定する
選択オプションの有効期限を1分から1時間までの範囲で設定する。(デフォルト:有効期限5分)設定は、Fronteggポータルの"Authentication -> Passwordless"から行います。
マジックコード/マジックリンクのメールテンプレートをカスタマイズする
環境ごとの「メール」タブから、マジックコードまたはマジックリンクのメールテンプレートをカスタマイズします。
APIを使用して設定
パスワードレス認証はAPIでも設定可能です。詳細はこちらから
※詳細な手順や技術的な情報については、Fronteggの公式ドキュメントをご参照ください。
Fronteggのパスワードレス認証機能は、ユーザーが安全で迅速にアクセスできる環境を提供し、セキュリティとユーザー体験の両方を向上させます。企業にとっては管理が簡便で、ブランドに合った認証体験を提供できる理想的なソリューションです。この機能を導入することで、顧客満足度の向上とビジネス成長の加速が期待できます。
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