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Claude Designのプレゼン資料作成ガイド

Claude Designでプレゼン資料を会話だけで作成する方法。欲しいデッキを普通の言葉で説明すれば発表可能な品質で生成され、デザインシステム設定でブランドカラーやフォントが自動適用される。HTMLベースなのでアニメーションなどインタラクティブな表現が可能で、編集もすべて会話で完結。グループチャット形式での共同編集にも対応し、エクスポートはHTML・PPTX・PDF・Canva・Claude Codeなど6種類から用途に応じて選べる。商談準備や役員報告など資料を多く作る人ほど効果が大きい。

会話だけでスライドが完成する:Claude Designのプレゼン資料作成ガイド

前回はClaude Designのプロトタイピング活用を紹介しましたが、今回はプレゼン資料・スライドデッキの作成です。

Claude Design(Claude Design | Turn Ideas into Design | Claude by Anthropic )によるスライド作成は、Anthropic社内でも最も人気のあるユースケースのひとつになっていて、「数時間かかっていたプロ品質のデッキが数分で作れる」領域として公式チュートリアルが公開されています。

なぜClaude Designでスライドを作るのか

理由は3つ挙げられています。

① スピードと効率。ゼロからのスライド作成は、テンプレートとの格闘、書式設定、レイアウト判断の連続です。Claude Designはそこを丸ごと引き受けます。欲しいものを普通の言葉で説明すれば、そのまま発表できる完成度のデッキが生成される——デザインスキルは不要です。

② ブランドの一貫性。組織のデザインシステムをClaude Designに設定しておけば、スライドには自動的に自社のカラー・タイポグラフィ・ビジュアルスタイルが適用されます。手作業の調整なしに全プレゼンでブランドが揃い、「この資料、他のうちの資料と見た目が違わない?」問題が消えます。

③ インタラクティブでダイナミック。生成されるプレゼンは、キャンバス上にレンダリングされるインタラクティブなHTML。静的なスライドソフトを超えた表現ができ、会話の中でリアルタイムに反復・修正でき、変更は即座に反映されます。

Anthropicのチームが実際に使っている用途としては、顧客別ブランディングを施した商談準備デッキ、全社ミーティング資料、パートナーとの共同ブランド提案書、経営層向け報告と四半期レビュー、取締役会・投資家向け資料が挙げられています。

作り方:プロンプトの粒度

作成は、必要なものをプロンプトで説明するだけ。聞き手、キーメッセージ、デザインに影響する組織的な文脈を具体的に書くのがコツです。公式のプロンプト例はこんな粒度です。

「Q1決算の10枚デッキを。売上、プロダクトアップデート、チームハイライトのセクション構成で」 「取締役会向けに、プロダクトロードマップの15枚のエグゼクティブ概要を」 「顧客との電話会議の準備デッキを。ユースケース、競合ポジショニング、ネクストステップをカバー」 「パートナーのロゴとカラーで共同ブランドにした5枚の提案デッキを」

デッキのカスタマイズ

初回生成後の編集も、すべて会話ベースです。

  • 個別スライドの編集:スライドを明確に指定して依頼。「スライド3の見出しを『市場機会』に変えて、箇条書きはTAMにフォーカスして書き直して」

  • スライドの追加・削除:欲しければ頼むだけ。特定の内容で新しいスライドを作らせることも、1セクションを複数枚に展開してテンポを整えることも可能

  • チャートと可視化:可視化したいデータを説明すれば、適切なチャートを生成してスライドに組み込む。HTML形式ならではの利点として、スライドをまたいだストーリーテリングのためのアニメーションも作れます(PowerPointとの差別化ポイント)

  • 画像と埋め込みコンテンツ:画像やロゴの挿入も依頼可能。承認済み画像を含むデザインシステムを使っていれば、そこから自動で引いてきます

共有・コラボレーション・エクスポート

共有はClaudeの標準的な共有機能で、「非公開」「組織内のリンク保有者が閲覧可」「同・コメント可(デフォルト)」「同・編集可」の4段階。面白いのは、複数ユーザーがアクセスしている場合、グループチャット形式で一緒にエージェントと対話しながらデッキを編集できる点です。

エクスポートの選択肢は6つ——スタンドアロンHTML(インタラクティブ性とアニメーションに最適)、PPTXPDFプロジェクトの.zipダウンロードCanvaへの送信、そしてClaude Codeへのハンドオフ。社内レビューはHTML、顧客提出はPPTXやPDF、デザイナーの仕上げはCanvaへ、と出口を使い分けられます。

まとめ

スライド作成AIツールは数あれど、Claude Designの特徴は、

①デザインシステムによるブランドの自動適用

②HTMLベースならではのアニメーションとインタラクティブ性

③グループチャットでの共同編集

④PPTX/PDF/Canva/Claude Codeへの多彩な出口、の組み合わせにあります。

「アウトラインはAI、清書は人間」という従来の分担を、「デッキ自体をAIと会話で仕上げ、出口だけ選ぶ」に変える構成です。提案書や社内報告資料を月に何本も作っている人ほど、削減効果が大きいはずです。


INNOOV株式会社について

この記事は、AtlassianやIntercomなどのSaaS導入支援と、AIを活用した業務プロセス改善を行うINNOOV株式会社がお届けしました。「自社でもこんな仕組みを作ってみたい」「ツール導入を相談したい」という方は、お気軽にお問い合わせください。

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