アトラシアン製品にもOpenAIベースのAtlassian intelligenceというAIが入っています。
徐々にConfluenceでのサマリ等がいろいろとできるようになりました。
Atlassian intelligenceに加えChatGPT Plusとperplexity PROを現在利用しています。
ここでは統合型のAIツールのperplexityを紹介いたします。
perplexityは Linkedinの Generative AI https://www.linkedin.com/company/genai-works/ のグループで知ることができました。
perplexityは情報検索を支援しサマリするAIのモデルを選択することができます。
AIを活用するという部分においてはこのツールを使うだけで検索のサマリや関連情報の検索等で直ぐに効果を感じると思います。
perplexity.aiの主な特徴は以下の通りです。
1. 最新情報に基づく回答
Perplexity AIは検索時にウェブクローリングを行うため、最新の情報を反映した回答ができます。ChatGPTなどの言語モデルは2021年までの情報で学習しているのに対し、Perplexity AIは常に最新の情報を取得できる点が強みです。
単純にGoogle検索をするよりもサマリと検索された情報を同時に得ることができるため効率が良いです。
2. 回答の根拠となる情報源の提示
生成された回答には、参照した情報源のURLが付記されます。これにより回答の信頼性を確認しやすくなっています。
URLから調査を進めることがやり易いです。
3. 日本語対応
日本語での質問に日本語で回答してくれます。まだ文章がやや不自然な場合もあります。
4. 無料で利用可能
アカウント登録なしで、無料ですぐに利用を開始できます。有料プランもありますが、無料版でも基本的な機能は使えます。
年間2万円程度なのでPROをお勧めします。
5. 検索範囲の指定が可能
検索対象とするウェブサイトを特定の分野に絞ったり、アップロードしたPDFやテキストファイルに限定して要約を行ったりできます。
以上のように、Perplexity AIは検索エンジンとチャットAIの長所を組み合わせた、新しいタイプの情報検索ツールと言えます。記事の執筆時の情報収集や、最新トピックのリサーチなどに活用できるでしょう。
AI Model
Perplexity AIが2024年3月9日現在使用しているAIモデルについてまとめると以下の通りです。
1. デフォルトモデル(無料版)
- GPT-3.5をベースにしたPerplexity独自のモデル
2. 有料プラン(Perplexity Pro)で利用可能な高度なモデル
- GPT-4 (OpenAI)
- Claude 3 (Anthropic)
- Opus: 最上位モデル。GPT-4を上回る性能
- Sonnet: バランスの取れた中位モデル。GPT-4と同等の性能
- Haiku: 高速な下位モデル
- Experimental 70b (Perplexity独自モデル)
- Mistral Large (オープンソースモデル)
3. 過去に使用されていたモデル
- Claude 2.1 (Anthropic)
- Gemini (Google)
特に、最新のClaude 3ファミリーは推論、コーディング、多言語理解などの面で高い性能を示し、Perplexity Proユーザーは1日5回までOpusを、それ以降はSonnetを利用できます。
Perplexity AIは最先端の言語モデルを組み合わせることで、高度な検索・回答機能を実現しているのが特徴と言えます。今後も新しいモデルの導入により、さらなる性能向上が期待できるでしょう。
イメージ生成モデル
3月より以下のイメージ生成モデルが利用できるようになっています。
Playground AI Stable DiffusionベースのAI
DALL-E3 OpenAI
Stable Diffusion XL
画像系生成AIはヘビーユーザでなければperplexityで十分かと思います。