※本ブログはオリジナル翻訳版です。正確な内容については原文(Intercom 公式ブログ:https://www.intercom.com/blog/videos/intercom-on-product-jump-b2c-b2b-product-management/)を参照ください※
B2BとB2Cのプロダクトマネジメントの違い:そのギャップは本当に大きいのか?
今週の「Intercomの挑戦」ポッドキャストでは、Intercomのプロダクトマネージャーであるベサニー・クラークが、シニアプロダクトマーケティングマネージャーのボブ・ウォリスと共に、B2BとB2Cの違いについて対談します。
B2C分野で数年間経験を積んだベサニーは、最近B2Bプロダクトマネジメントに転向しました。今回はその実体験をもとに、B2BとB2Cプロダクトマネジメントの主要な違いや共通点について語ります。
尚、プロダクトマネジメントの基本原則はどちらにも共通するものの、ベサニーの経験が示すように、B2BとB2Cのプロダクトワークにはプロセス、複雑性、進行ペースに大きな違いがあります。つまり、進化を続けるプロダクトの世界において、このギャップをどう乗り越えるかが、顧客体験の向上において重要なポイントとなるといえるでしょう。
そして以下は今回の対談から得られた重要なポイントになります:
複雑性を受け入れる
B2C製品は比較的シンプルな利用ケースが多い一方で、B2B製品は業界やビジネスモデルごとに多層的な顧客層に対応する必要があります。この複雑さに対応するには、優先順位の設定とフォーカスが不可欠です。主要な利用ケースを重視する
B2B製品では、顧客が意図しない方法で機能を利用することが多々あります。そのため、製品が本来解決すべき主要な問題に注力し、ユーザーニーズが異なる方向に分岐した際も、本質を見失わないことが重要です。顧客の声を指針とする
定性的な顧客フィードバックはB2Bの分野で特に価値が高いです。積極的な顧客関係の構築により、継続的なインサイトが得られ、それがバリデーション、イテレーション、そして意味ある成果の提供に役立ちます。大きな目標を持ち、小さく始め、迅速に学ぶ
この原則はB2BとB2Cの両方に共通しますが、学習手法は異なります。B2B製品では、簡易プロトタイプや顧客パネル、ベータテストを通じて、少数のサンプルから深い洞察が得られることが多いです。オープンな文化での素早いリリースを重視する
B2B顧客はB2Cと比べて、反復的な製品提供への忍耐力が高い傾向があります。これにより、迅速にリリースしフィードバックを収集し、製品を進化させる機会が得られます。
※実際の対談または、他のエピソードをご確認されたい場合はIntercom 公式サイトに掲載のオリジナル記事よりご確認ください※