リモートワークの課題の一つは、情報がチャット上で流れていきやすいことです。さらに、個別チャットで共有された情報は他のメンバーに見えず、認識のズレや作業漏れにつながる可能性があります。
そこで有効なのが、Confluenceのホワイトボード機能(Whiteboards)です。ホワイトボードは、チームの「共通の可視化スペース」として、以下のような役割を果たします:
Confluence ホワイトボード機能 whiteboards
朝会での共有起点:その日の重要情報・注意点・タスクをビジュアルで共有
アイデアのプール:ふと思いついたアイデアや改善案をすぐにメモとして追加
議論の土台:絵や図・リンク・資料を使って、チーム全員で共通認識を形成
そして、議論の内容はConfluenceページにまとめて議事録化し、タスク管理にはJiraまたはConfluenceのタスク機能へと接続することで、一貫したワークフローが実現します。
以下の図はその流れを示したものです:
ホワイトボード(Confluence):ディスカッションやアイデア整理、Jiraチケットの直接作成も可能
ページ(Confluence):議事録や会議内容を正式に記録し、チーム全体で共有
タスク(Confluence / Jira):
簡易的なタスクはConfluence内で完結
本格的なプロジェクトやプロダクトの管理にはJiraを使用
Chat連携:更新通知をチャット製品に送ることで、チームに即時共有
このように、ConfluenceとJiraを中心とした仕組みを整えることで、チャットでは拾いきれない情報も含めて可視化・共有・実行までを一貫して管理できるようになります。