まれに中小企業でGmailを利用してビジネスを行っているケースがあります。
セキュリティーや機能面等でGoogle Workspaceを選択する必要があります。
ドメイン取得等をして設定まで半日くらいで完了しますのでGoogle Workspaceでの独自メールアドレスの取得を推奨します。
さくらのドメイン
✅ 機能の違い
項目 | 無料のGmail | Google Workspace(有料) |
メールアドレス |
| 独自ドメイン(例: |
ストレージ容量 | 15GB(Gmail、Drive、Photos共有) | プランに応じて 30GB〜無制限 |
Gmailの機能 | 基本機能のみ | 高度な管理機能・アーカイブ・監査ログなど |
Google Meet | 最大100人・録画不可 | 最大500人(プランにより異なる)・録画やノイズキャンセリングが可能 |
Google Drive | 個人用 | チームドライブ(共有ドライブ)あり、管理者による統制可能 |
管理コンソール | なし | あり(ユーザー・デバイス・ポリシー管理) |
サポート | フォーラム・ヘルプのみ | 24時間365日の電話/メール/チャットサポート |
🔐 セキュリティの違い
セキュリティ機能 | 無料のGmail | Google Workspace(有料) |
2段階認証 | 利用可能 | 利用可能 + 強制設定可能(管理者) |
デバイス管理 | なし | あり(モバイル管理、紛失時のリモートワイプ等) |
データ損失防止(DLP) | なし | あり(機密情報の流出防止) |
Gmailログの監査 | なし | あり(誰がいつ何を送受信したかの追跡) |
セキュリティセンター | なし | あり(脅威の可視化・セキュリティダッシュボード) |
エンドポイント管理 | なし | あり(デバイスごとのアクセス制限など) |
S/MIME暗号化 | 非対応 | プランにより対応 |
💡 どちらを選ぶべき?
個人利用:無料のGmailで十分
ビジネス・組織利用:Google Workspace
独自ドメインのメールアドレスが作成できる
チーム全体のアカウント管理・セキュリティ強化が可能
法令対応(監査、ログ保持、バックアップなど)が可能になる
👉 Google WorkspaceのBusiness Standard以上のプランがおすすめです。