アメリカへ。世界最大のAtlassianイベントへ。

今年もAtlassianの年次カンファレンス「Team '26」が開催されました。INNOOVは今年もチームメンバーを現地へ派遣。会場では世界中のAtlassianパートナー・ユーザーが一堂に集まり、AIとチームワークの未来について熱く語り合う場となりました。
嬉しいことに、今回はAtlassian CEO マイク・キャノン=ブルックスとも直接お会いし、記念撮影の機会をいただきました📸 プロダクトへの強い信念と、現場のパートナーへの気さくな姿勢が印象的でした。
会場全体に漂う熱気と、世界規模でAtlassianを活用する組織の実践知。日本にいるだけでは得られないものを、今年もしっかり持ち帰ってきました。
Team '26 の核心:「文脈がAIの差別化になる」
今回のキーノートでCEOが語ったメッセージは明快でした。
「モデルはコモディティだ。スマートさはトークン単位で買える。だから差別化はモデルではなく、文脈だ」
この言葉がすべてを表しています。Atlassianが「Teamwork Graph」と呼ぶ概念——Jira・Confluence・GitHub・Figmaなど150億以上のオブジェクトをリアルタイムで統合し、10分以内に更新し続けるデータ基盤——それがAIの燃料になる、という戦略です。
つまり、Atlassianを使い込めば使い込むほど、AIがより深く・より正確に動くようになる。これは導入支援を行うINNOOVとしても、お客様に強くお伝えしたいメッセージです。
主要アップデートまとめ
🤖 Agents in Jira(GA)
AIエージェントがJiraの「チームメンバー」として正式参加。担当者としてアサインされ、チケット処理・コード修正・ステータス更新を自律実行します。今まで人間が担ってきた繰り返し作業をエージェントが担い、人間はより高度な判断に集中できる時代が始まっています。GitHub Copilotとの連携はすでに利用可能で、Claude Code・Cursor・OpenAI Codexも近日対応予定です。
💬 Rovo Chat の進化
Rovo Chatが「多段階自律処理」へと進化しました。Planning(計画)→ Reasoning(推論)→ Skills(スキル実行)→ Tool Use(ツール操作)の4ステップで、Jira・Confluence・外部ツールを横断して自律的に作業を進めます。キーノートのデモでは「20年以上の長期パートナーとの顧客ミーティングを準備して」と入力するだけで、SalesforceとConfluenceを横断収集し、リアルタイムで顧客ブリーフィングを自動生成——データの出典元まで可視化して返答する様子が披露されました。
📋 JSM 強化アップデート
Surveys with Rovo(EAP): 意図を入力するだけでサービス満足度調査を自動生成
Workforce Optimization(Closed Beta): シフト管理・キャパシティ計画をAIで最適化
JSMヘルプデスク ライブチャット: Rovoが初期応答→Confluenceナレッジ検索→人間エージェントへのエスカレーションを3段階で自動処理
🎯 Customer Service Management(CSM)
WhatsApp・SMS・ネイティブ音声(Voice AI)に対応したオムニチャネル拡充が発表されました。AIが解決できないケースは会話の文脈ごと有人エージェントへスムーズにハンドオフ。また「CSM Optimize」では、解決済みチケットからFAQを自動生成しConfluenceに追加する——ナレッジが自律的に育つ仕組みの実現が近づいています。
🔒 セキュリティ・ガバナンス強化
AIエージェントが自律的に動く時代に対応し、Atlassian Guardが大幅強化。エージェントごとに独立したIDとスコープ付き権限を持つ「Agent Account」により、全エージェントアクションをアカウンタブルに管理。全AIアクション・スキル呼び出し・利用トレンドを記録する監査ログも整備されました。
帰国後すぐ、Team on Tour Tokyo 2026 へ
Team '26 から帰国後、6月16日には Atlassian Team on Tour Tokyo 2026 にスポンサーとして出展・登壇しました。
今年のテーマは「Human AI Collaboration at Scale」。AIを個人の効率化ツールで終わらせず、組織のワークフロー・ナレッジ・業務プロセスにどう組み込むか——まさにTeam '26で感じてきたことと直結するテーマでした。
INNOOVは株式会社フィリップス・ジャパン様とのトークセッションに登壇。弊社テクニカルリード 小西 絃と、フィリップス・ジャパン マーケティング部 プロダクトマネージャー 井上 朋子様にご登壇いただきました。
セッションテーマ:「5カ月で700名の問い合わせ対応を一元化 ── 記録を資産に変えるJira Service Management実践」
メール・表計算・チャットに分散していたコールセンターと全国営業担当約700名の問い合わせ対応を5カ月で一元化。申請書類のフォーム化、自動担当割り当て、Rovoを活用したナレッジ化まで、設計の判断軸と構築のプロセスをリアルにお伝えしました。
次は7月。NEXT BUSINESS EXPO SUMMER 2026 へ

INNOOVは 7月16日(木)・17日(金) に開催される NEXT BUSINESS EXPO SUMMER 2026 にも出展・登壇します。
会場: 東京都立産業貿易センター 浜松町館
登壇: 7月17日(DAY2)12:50〜13:20 代表・高林が登壇
セッション: 「Claude × Atlassian × SaaSで進める業務プロセス改善 〜入力作業を減らし、本来のビジネスに集中できる組織へ〜」
入場無料・事前登録制です。ぜひご参加ください。
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Team '26 製品アップデート資料、公開中です
今回ご紹介した製品アップデートの詳細は、INNOOVがまとめた資料でご確認いただけます。Rovo・JSM・AIエージェント・セキュリティ強化など、2026年のAtlassian最新動向を45スライドで網羅しています。
Atlassian製品の活用・導入についてのご相談は、いつでもお気軽にどうぞ。
