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Atlassian Team '25 発表内容まとめ:Rovo全ユーザー提供開始、Loom統合、戦略/開発/インフラ強化まで一挙紹介

Atlassian Team '25 発表内容まとめ:Rovo全ユーザー提供開始、Loom統合、戦略/開発/インフラ強化まで一挙紹介

AtlassianはTeam '25でRovoの全クラウド製品への標準提供を発表。さらにLoom統合により、録画・共有・会議要約が可能に。戦略支援のStrategy Collectionや開発支援のDev Agents、クラウド・セキュリティの強化も注目ポイントです。

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対応者:Yoshiya Takabayashi
昨日アップデートされました

Atlassian 関連項目一覧(2025年 Team '25 発表内容まとめ)

🤖 AI機能:Rovo:全クラウドユーザーに提供開始

  • AIチームメイト「Rovo」の全クラウドユーザーへの提供開始と大規模な機能強化を発表。検索やチャット機能が高度化し、JiraやConfluenceと連携して文脈に応じた支援が可能に。Rovo StudioによりノーコードでAIエージェントの構築・自動化ができ、全チームの業務生産性を向上。信頼性やセキュリティにも配慮されたエンタープライズ対応のAIプラットフォームとして、今後すべてのAtlassianユーザーの中心的存在となる見込み。

  • AtlassianのAI機能「Rovo」が、JiraやConfluenceを含む全クラウド製品に標準搭載へ。検索・チャット・エージェント構築機能を統合。非Atlassian製品ユーザーには月5ドルで提供。

🧠 Rovoとは?

  • Rovoは、Atlassianが開発したAIアシスタント/エージェントプラットフォームであり、
    Jira、Confluence、Jira Service Management などに組み込まれ、検索・チャット・エージェント構築を通じてチームの生産性と意思決定の質を向上させます。

🔑 主な機能と特長

  • Rovoサーチ
     JiraやConfluenceだけでなく、Sharepoint、Teams、Google Drive、Slack、Notion、OneDrive、Gmailなど50以上のSaaSツールと連携。
     社内に散らばるデータを横断検索し、関係性を考慮したパーソナライズされた結果を提示します。

  • Rovoチャット
     自然言語で質問するだけで、関連データをAIが収集・要約・提案。
     今後は「Deep Research」機能により、高度な調査やドキュメント作成も可能に。

  • Rovoエージェント
     目標や行動特性を持つカスタムAIエージェントが、ワークフロー支援・情報整理・タスク実行をサポート。

  • Rovo Studio
     ノーコード/ローコードでエージェントを設計可能。
     外部データの取り込み、業務プロセスへの統合、自動化設定まで一貫して構築できます。

📹 コラボ支援:Loomの統合

  • AtlassianプラットフォームにLoomが統合され、録画・共有・AI要約・Confluence自動記録などの機能を実装。会議後の生産性向上を支援。

  • 会議予約から議事録配布までを自動化:HubSpot×Zoom×Loom×Confluence×Jira

📞 顧客支援:Customer Service Management (CSM)

🔧 社内サービス支援:IT・HR・サービスチーム向けAI支援

  • スピード感のあるHR(人事)チームは、Jira Service Management を活用して、1つのプラットフォーム上でコラボレーションを行い、生産性を向上

  • WorkdayやOktaと連携し、社内チケット管理や資産管理の自動化を実現。最大1,000万資産まで対応。

🧩 ホームアプリにダッシュボード機能が追加!情報を一元管理&可視

  • 他のシステムの数値を一元的に表示 2025年10月利用開始予定

  • 「ホーム」アプリにダッシュボード機能が新たに追加され、ユーザーはチャートやデータビューをすばやく作成・管理できるようになりました。

  • 要件ドキュメントからのリンク追加スマートリンク機能他のサードパーティプロジェクトとの統合にも対応。
    これにより、複数の情報ソースを一元的に管理し、視覚的に分析できる環境が整います。

  • 現在、約50種類のサードパーティウィジェットが利用可能で、インタラクティブかつリッチなユーザー体験を提供します。

💡 製品ビジョン System of Work

  • 目標連動・進捗管理・ナレッジ共有・AI活用の4原則に基づく、Atlassianが提唱する次世代の働き方モデル。

  • 4つの基本原則

    AtlassianのSystem of Workは、以下の4つの原則に基づき、チームの加速とインパクトの最大化を実現します

    1️⃣ 目標と業務の連動(Align work to goals)

    • すべてのチームが組織の目標を可視化し、自分の仕事が「何につながるのか」を理解。

    2️⃣ チームで計画・進捗管理(Plan and track work, together)

    • 誰が、何を、いつ、どうやって行うかを共有しながら進めることで、組織全体のスピードがアップ。

    3️⃣ ナレッジの集約と活用(Unleash collective knowledge)

    • 情報を記録・共有・再利用することで、必要な答えにすばやくたどり着ける環境を構築。

    4️⃣ AIをチームの一員に(Realize the full power of AI teammates)

    • AIを業務に“組み込む”ことで、革新性と効率性を一段引き上げる。

  • Atlassianが提唱する「System of Work」でチームの働き方を革新

🧬Teamwork Graph の強化

  • Teamwork Graphは、Atlassian製品とサードパーティアプリを接続するインテリジェントなデータレイヤーとして進化中。単なるデータ統合ではなく、ユーザーの行動や関心をもとに関係性を重視したパーソナライズ体験を実現します。

    • 単なる「データの集約」ではなく、以下のような**“関係性”を理解するインテリジェントなレイヤーとして機能します

  • 現在10億以上のオブジェクトが接続され、15万組織がこの恩恵を受けています。組織のナレッジがつながることで、意思決定のスピードと競争力が大きく向上します。

  • Teamwork Graph

🛠 AI DevOps:Rovo Dev Agents

  • Feature Flag Cleaner

    • ロールアウト済みの古いフィーチャーフラグを自動で削除・統合し、コードの健全性を保つ。

  • Code Reviewer

    • プルリクエストをAIがレビューし、バグやタイポ、可読性、要件との整合性をチェック。品質とスピードを両立。

  • Trouble shooter

    • CI/CDエラーの原因を自動で特定し、具体的な解決策を提示。開発の停滞を防止。

🧱 開発者支援:Forgeの強化

  • Forgeは開発者に対してより柔軟で強力な開発環境を提供し、アプリケーションの開発とデプロイを効率化します。

    • データレジデンシーコントロール:保存地域の指定が可能に

    • Forge SQL(プレビュー):柔軟なデータ操作が可能

    • カスタムランタイムエンジン:独自環境でアプリを実行可能に

🧪 AIプラットフォーム:Rovo Studio の登場

  • Rovo Agents が進化し、Rovo Studioとして登場。AIエージェントの構築、ナレッジ付与、外部ツール連携、自動化フロー統合などが可能に。

  • 業務に合わせたAI体験のカスタマイズと運用が可能。

🧠 戦略管理:Strategy Collection

Focus、Talent、Jira Alignを統合したエンタープライズ向け戦略支援スイート。目標・人材・予算・実行の可視化を実現。

🌐 インフラ

  • Isolated Cloud

    • 高度なセキュリティ・コンプライアンスを要求される組織向けの完全隔離型クラウド。専用スタックで構築。

    • 現在オンプレミス製品を利用のユーザでマルチテナント型のクラウドに対してリスクを感じている場合、専用サーバ型のこのサービスでデータの完全独立を保てます。

  • 公共機関向け:Gov Cloud

    • 米国政府対応のクラウド。Jira/Confluence/JSMでFedRAMP Moderate準拠、SAML SSO・データ分類にも対応。 *現時点では日本未対応

💬 Atlassian製品の導入・活用に関することは、INNOOV(イノーブ)にご相談ください。

  • 業務設計から初期セットアップ、AIや外部ツールとの連携まで、トータルでご支援いたします。

    • Confluenc/Jira/Jira Service Managementのプロジェクト導入・全社展開支援いたします。

  • RovoやLoomなど、Team '25で発表された新機能への対応もサポート可能です。お気軽にお問い合わせください。

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